2014年5月26日月曜日

「記憶」(memory)と「欲望」(desire)

演出部さんたちが残って作業中。

こうして作業して下さる方々がいるからこそ、舞台は成り立つのです!

写真は稽古用小道具

言葉では伝わらないぐらい濃密な稽古になってきています。

以前にも少し触れたのですが、
『昔の日々』(Old Times)というタイトルで
テーマが「記憶」(memory)と聞くと、
なんだか叙情的(lyrical)のような感じがします。

ただルヴォーさん曰く、
ハロルド・ピンターがこの作品描く
「記憶」とは「過去」のことではなく、鮮烈な情景として浮かぶ「現在」なのだそう。

「記憶」(memory)と「欲望」(desire)についての最も優れた作品。

その意味がだんだん稽古を見ていて分ってきました。

ルヴォーさんといえば!という色に染まった舞台、ご期待ください。


『昔の日々』げきぴあの特別連載がスタートしております!

■VOL.1 翻訳・谷賢一さん コメント
http://community.pia.jp/stage_pia/2014/05/vol1.html

■VOL.2 演出家アシスタント・薛珠麗さん コメント
http://community.pia.jp/stage_pia/2014/05/vol2.html


舞台『昔の日々』作:ハロルド・ピンター 演出:デヴィッド・ルヴォー 出演:堀部圭亮 若村麻由美 麻実れい
■東京 日生劇場 2014/6/6(金) ~ 6/15(日) ■大阪 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ 2014/6/19(木) ~ 6/22(日)